学校ってどう選んだらいいの?

学校を選ぶ基準はそれぞれでしょう。
まず留学の目的も人によって異なりますし、費用もそれぞれです。
人は自分の願望と出せる費用に折り合いをつけて、ベストな選択をしたつもりになりますが、それが本当にベストなのかどうかは行ってみないと分かりません。
学校選びを行って後悔しないように、ベストな選択をするには何を基準にして選んだらいいのでしょうか?

学校の規模で選ぶ

語学留学をするとします。
あなたは現地の講師とマンツーマンで密度のある授業を行ってほしいでしょうか。それとも他の受講をしている人と一緒にクラスとして勉強したいでしょうか。
規模の小さい学校であれば、マンツーマンを選択しているところがほとんどです。反対に大規模なところは大抵がスクーリングを行っています。
小規模の学校を選ぶメリットはやはりマンツーマンで現地の人の感覚を直に学べるところでしょうか。ただ小規模である分、日本人のカウンセラーが現地にいて不満を聞いてくれて対処してくれるなどのサービスは乏しいです。またワンパターンな形式しかとっていないことが多く、ついていけなくなると厳しいです。
100人以上で一緒に学ぶような大規模な学校であれば、授業形態は講師の話を教室で聞くようなスクーリング形式のところが一般的です。
規模が大きい分、現地に日本人カウンセラーがいて現地の生活をサポートしてくれるなどのオプションが充実しているところが多いですが、授業はどうしても講師との距離感を感じるものとなりがちです。また授業が難しいと感じたらコース変更などにも対応しやすくなっております。
自分の学びたい形式をとっている学校を選ぶと後悔は少ないでしょう。

日本人は多いか、少ないか

日本人が多い学校であれば、日本語という共通言語を共有している仲間と一緒に安心して授業を受けることができます。精神的には最も安心感を感じながら学習できるでしょう。
ただ、周りに日本語を使える仲間がいるので特に外国語をしゃべる機会がなく、結果的に上達しないというデメリットも発生しがちです。
日本人が少ない、またはいない学校であれば、現地語でやりくりするしかなくなるので、必然的に語学が上達します。やはり必要を感じると人間は覚えるのが早いです。
ですので真剣に語学を学びたい人であれば日本人の少ない所に行くべきですが、それではメンタル的にもたないと感じる人は日本人の多いところで授業を受けるべきでしょう。